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2020.08.18 (TUE)

  • 保健医療学部

タイ・マヒドン大学と第一回国際テレカンファレンスを開催しました

順天堂大学保健医療学部は、タイ・マヒドン大学診療放射線学科と、第一回国際テレカンファレンスを開催しました。(2020年8月18日)
坂野康昌副学科長(順天堂大学)と Napapong Pongnapang教授(マヒドン大学)の進行のもと、日本時間17時に開会し、約2時間に渡って、放射線技術に関する最新の報告と、活発なディスカッションが行われました。

20200818マヒドン大ウェブカンファ写真2

英語による研究報告は、食物資源への宇宙放射線の影響、安全な放射線治療・診断のために開発された線量測定シート、そしてAIを使ったCT画像のノイズを除去する技術について、初田真知子教授、黒河千恵准教授、臼井桂介講師が発表しました。タイの研究者は、マヒドン大学のDr. Samrit Kittipayak、Dr. Rujira Wanotayan、チュラボーンロイヤルアカデミーのDr. Numfon Sinchaiがプレゼンテーションを行いました。

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マヒドン大学の診療放射線学科は、同学科の中ではタイで最も歴史がある学科です。近年は、アジア・パシフィック地域のトレーニングセンターを設立しました。修士課程と博士号課程を併設し、海外で教育を受けた教員が多く在籍しています。気さくなドクターばかりで、本カンファレンスも和気あいあいとした雰囲気で進行しました。順天堂保健医療学部は、2019年12月にMOUを締結。今後さらに交流を深め、アジア全体の放射線技術の発展に貢献していきます。

20200818マヒドン大プログラム